どこまでも1/400 ~ 深はまり台を「ハイエナ」するのは全く意味がない証明

試行の独立は箱の中から当り球を取る抽選に例えるとわかりやすい

ここに中身を見ることのできない箱があって、この中に400個のボールを入れるとする

400個のボールのうち、白いボールは399個で赤いボールが1個だけある 赤いボールを取ったら大当たりだ

箱からボールを取り出す2つのルールについて考えてみよう

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(1)抽選を行うごとに取ったボールを捨てるルール

最初に抽選を行う時、箱の中には400個のボールがあり、その中に大当たりのボールは1個しかない

大当りの赤いボールを引く確率は1/400だ

誰かが1回抽選を行うと箱の中のボールは399個になる 引いたボールは箱に戻さず捨てる

もしこの抽選で白いボールを取って外れだった場合、399個のボールの中に1個の大当りの赤ボールがあることになるので、次の抽選で当たりを引く確率は1/399だ

2回目の抽選も外れだったら3回目の抽選の時には1/398の当選確率になり、4回目では1/397になる

一般にn回目の抽選で大当りを引く確率は1/{400-(n-1)}と表現できる

このルールの場合、外れが出続けたならばあとの抽選になればなるほど高い確率で大当りを引くことができる

だから自分以外の誰かが外れを引き続けた場合、別の箱で1回目の抽選を行うより抽選が進んでいるのに当たりが出ていないこちらの箱で抽選した方が絶対にお得だ

(2)抽選で引いた球を箱に戻すルール

最初に抽選を行う時、箱の中には400個のボールがあり、その中に大当たりのボールは1個しかない

大当りの赤ボールを引く確率は1/400だ ここまでは前のルール(1)と一緒

誰かが1回抽選を行うと箱の中のボールは399個になる しかし引いたボールは当りでも外れでも箱に戻して400個に戻してよく振る

2回目の抽選の時も400個のボールから1個の大当りボールを狙うから大当りを引く確率は1/400

3回目でも4回目でも何回やっても抽選毎にボールを箱に戻すから、何度目であなたがこの抽選にチャレンジしても大当りを引く確率は1/400のままで変わらない

パチンコの場合は?

パチンコで適用されるルールはもちろん後者(2)のほうだ

いつ、どのタイミングで抽選しても、通常大当り確率は一切変わらない

もう一つ重要なこと、深ハマりのあとは当りやすいかというとそんなことは全くないということだ

箱の中のボールの数を10,000個、そのうち1/400に相当する25個のボールが赤の大当たりだったとき

ルール(1)なら1,000回連続で外れれば25/9,000=1/360になり、3,000回外れ続ければ25/7,000=1/280と、外れ続ければ外れ続けるほど当り確率は高くなるのだから、いわゆる「ハイエナ」、深ハマり台を狙った方が良いということになる

もちろん残りの大当りボールも多いのだからどんどん続けてチャレンジすべきだ

しかし残念ながらパチンコで適用されるルールは(2)のほうだ もし10,000回外れ続けた台が仮にあったとしても、次の抽選はやっぱり25/10,000=1/400の確率でしか大当りは引けない

こんなことは確率計算のイロハのイだが、深はまり台を見るとつい「そろそろ当たりかな…」と思ってしまう

深はまり台は特別当りやすくはなく、かといって外れやすいわけでもない ここまでの結果、連続で外れたという試行結果があるに過ぎない

その結果は未来の試行に何ら影響を与えない これが「試行の独立」の本質だ

だから深はまり台を打ってはいけないわけではないが、ひたすら粘ってまで大当りを勝ち取るほどの価値もないということになる

深はまりはホールが意図してやっているわけでなくても、そういう甘い考えの人間に対しては効果のある「演出」になるだろう

2,000はまりが通常確率で大当たりを引くよりも容易に起こることは以前の計算でも確認済みだ

こんな「演出」に騙されて、ホールの養分になるのはもうこりごりだろう?

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