1.8% ~ 深はまり確率は当選確率よりはるかに高い証明

ホールではよく聞く話だがスペック通りの確率の3倍も4倍も回してるのに大当たりが出ない、いわゆる「深はまり」だ

当らない奴はこんなに当らないのはホール側が不正をしてるんだ、遠隔操作をしてるんだ、などと言う

印象としては確かにそう思いたいだろう だが実際には1回の抽選で大当たりを引く確率よりもスペック確率の4倍深はまりする確率の方がずっと高いことを計算で確認してみよう

例えば甘デジで大当り確率が1/100というのは、1÷100=0.01、つまり1%だ フルスペックの1/200なら1÷200=0.005、0.5%しかない

百分率当選確率(%)は一般に1/cのスペックだと1÷c×100となる 以下に異なる当選確率の一覧を示そう

単独大当り確率(分数表示) 単独大当り確率(%)
1/100 1.00
1/150 0.67
1/200 0.50
1/250 0.40
1/300 0.33
1/350 0.29
1/400 0.25

何も難しくない、あたりまえの計算だね

さて、逆に1回の抽選で当たらない確率は、1から当る確率を引けばいい 百分率表示ならこの100倍だ

単独大当り確率(分数表示) 単独外れ確率(%)
1/100 99.00
1/150 99.33
1/200 99.50
1/250 99.60
1/300 99.67
1/350 99.71
1/400 99.75

どれも99%以上だね 一回抽選したくらいではなかなか当たらない これも当然だろう

ところである一定回転(抽選)以内に当選する確率はどうすればよかっただろう

ここでもちょっと書いたが

「N回転させたとき連続ではずれ続ける確率」 = 「N回転以内に大当たりを引く確率」だ

「はずれ続ける確率」は独立試行が複数回繰り返されるので一回の試行で起こる確率を試行回数分べき乗すればいい

大当り確率1/cの台の1試行での外れる確率というのは

1 – 1/c = (c – 1)/c

だから、これを試行回数分べき乗すればいい 「大当り確率1/cのN回転以内に当たる確率」をPとすると

P = {(c – 1)/c}^N

「大当り確率1/cのc回転以内に当たる確率(1/100なら100回転、1/400なら400回転)」なら

P = {(c – 1)/c}^c

と表せる これも計算すると

単独大当り確率(分数表示) c回転外れ続ける確率(%)
1/100 36.60
1/150 36.66
1/200 36.70
1/250 36.71
1/300 36.73
1/350 36.74
1/400 36.74

こうなる パッと見でわかると思うが、大当り確率がどれくらいかには関係なくc回まわしても当らない確率はどれも36.6%以上

「c回連続で回す」ことを3回やれば、そのうち1回以上はc回転連続で外れ続ける計算になる

「3回に2回くらいはc回転以内に当たる計算なんだから深はまりはやっぱりおかしい」って?

いやいや、そんなことはない 同じように4倍の深はまりを想定して計算してみよう 算式は単純にべき乗の指数cを4倍すればよいのはわかるだろう

P = {(c – 1)/c}^(4 × c)

そしてこれが計算結果だ

単独大当り確率(分数表示) cの4倍回転外れ続ける確率(%)
1/100 1.80
1/150 1.81
1/200 1.81
1/250 1.82
1/300 1.82
1/350 1.82
1/400 1.82

これが「4倍深はまり」状態、1/100なら400回、1/400なら1600回まわしても当らない状態だ どれも1.8%以上はある

「1.8%なんて低い確率じゃめったにそんなこと起こらない!やっぱり深はまりはホール側の不正だ!」って声が聞こえてきそうだね

一番最初の表と見比べてみてくれよ

単独大当り確率(分数表示) 単独大当り確率(%) cの4倍回転外れ続ける確率(%)
1/100 1.00 1.80
1/150 0.67 1.81
1/200 0.50 1.81
1/250 0.40 1.82
1/300 0.33 1.82
1/350 0.29 1.82
1/400 0.25 1.82

さあ、「1%以下の大当り確率を、当ると信じてパチンコを打っている」のに「起こりうる確率が1.8%以上もある深はまりは信じない」とでも言うのかね?

ちなみに5倍深はまりだとこうなる

単独大当り確率(分数表示) cの5倍回転外れ続ける確率(%)
1/100 0.66
1/150 0.66
1/200 0.67
1/250 0.67
1/300 0.67
1/350 0.67
1/400 0.67

深はまり確率が単独大当り確率を下回るのは1/100の台だけだ 1/150でもようやく同等 1/400なら依然として大当り確率より2.7倍近くも起こりやすいんだぞ!?

大当りよりもはるかに起こりやすいことに対してどんどん金をつぎ込んだらどうなる? 1k25回転でも2,000はまりならだまって80,000円も消えてなくなる

ウソだと思うなら確率統計の参考書買ってきて自分でもう一度計算してみなよ そんなに難しいことやってるんじゃないんだから

得られる期待値に比べて深はまりで失う大きさがわかったかい?

だから私は言うのだ それでもまだ打ち続けるのですか?、ではなく

『それでもまだ負け続けるのですか?』、と

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